ママは双極性感情障害

双極性感情障害と付き合いながら生きるお母さんのブログ。

双極性感情障害を患っていて子育て中の人の就労が困難な13の理由

こんにちはmariです。

双極性感情障害を患っている子育て中の女性からよく相談を受けます。

「私は働くことができない。でも働かないと将来に不安がある。」

そこで双極性感情障害を持つ母親がなぜ働くことが困難なのかを考えてみました。

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Today'Question

  • 双極性感情障害だから働けないのか?
  • 子育て中だから働けないのか?
  • その両方が合わさっているとこんなに大変

なぜ双極性感情障害の人は就労が困難なのでしょうか?

1.気分に波がある

一番はこの「気分に波がある」と言う言葉に集約されているのではないでしょうか?

・あきやすき
・ムラある
・躁うつの波を繰り返す

これらの波があるのが双極性感情障害の厄介なところです。この波を最小限に抑えるためにも投薬治療は欠かせません。

 それでも波があるのが悲しいところですが・・・。

2.躁状態になった際、人に厳しすぎる

私はこれに当てはまっていて、躁状態の時に職場でうまくいかなくなります。具体的には

・1型によくある傾向
・円滑に作業が回らない
・立場が下なのに上に意見を言う→きられる
・完璧主義

その結果、うつになった時に自分を責めすぎる傾向にあり、職場で上手くいかない、もしくは欠勤が続いてしまうこともあります。

3.体調の波がありすぎる

体調の波といっても人によって様々ですが、

・季節
・天候
・花粉など

外的要因がきっかけで体調に波が出ることもしばしばあります。また、皮膚の乾燥などからストレスを受け、不安定になることもあるのでケアが欠かせません。

4.自制ができない

働く上で、切っても切り離せないもの。それは「自制」かもしれません。双極性感情障害の人は

・金銭管理ができない
・作業量の分担ができない

 など、自制の効かない人が多く見られます。稼いだぶんだけお金をどんどん使ってしまう。仕事のペース配分がわからなくなって、うつ状態に逆戻りしてしまう。そういうことを繰り返していくと、仕事が長続きしません。

5.自分を受け入れきれていない

自分を受け入れきれていない。一体どういうことでしょう?

・自分の能力がわかっていない→一番いい状態が自分の能力だと思っている
・仕事をその時のキャパで受けようとしてしまう→誰かにしわ寄せ→やりにくい→転職→立場は弱くなる→割りに合わない仕事

つまり、躁状態で頭が冴えている時に「私の能力はこれくらいだ!」と思ってしまうと、その状態で仕事を引き受けようとします。しかし、躁状態の時は頭が冴えていても、相手に攻撃的になったり、あれもこれも手をつけて結局仕事が片付かなかったりします。その結果、誰かにしわ寄せがいき、やりにくくなり、転職を繰り返す。そして正規雇用から嘱託職員、パート、アルバイトなど立場が弱い雇用形態で働くことがやむを得なくなり、割に合わない仕事に就くことがしばしばあります。

 

続いて子育て中の人が就労が困難な理由を考えてみます。

6.子どもが急に熱発するかもしれない

これは特に3歳以下のお子さんをお持ちのお母さんに当てはまることですが、実際、我が家も保育園に預けた当初は今まで全然風邪を引かなかったのに、次から次に病気をもらってきました。

その度に頭を下げて早退させてもらい、時には夫に迎えにいってもらい。

気まずさだけが募っていく。そんな状況でした。

7.子どもを保育園に預けられない

そもそも保育園に空きのあるエリアに住んでいたらいいのですが、保育園に預けられないエリアに住んでいると、働きに行くことができない状態となります。

待機児童の問題はよく報道されるので、想像するのは難しくないでしょう。

8.家事・育児・仕事との両立が大変

 家事・育児・仕事の両立はやって見た人でないとわからない大変さがあります。夫などの協力がなければ成立しないくらい大変です。

9.頼れる人がいないと全部自分でしなければならない。

8番に通ずるものがありますが、頼れる人がいなければ、全てを自分でこなさなければなりません。そしてどれもしなければならないという気持ちから、常に気を張った状態になってしまいます。

 

では双極性感情障害で子育て中の人が就労することが困難なのは大体わかってきたと思いますが、具体的に何が大変なのでしょうか?

10.そもそも(ありのままに話したら)採用試験に合格できない

そもそも論ですが、就活をした時にありのままに「私は双極性障害を持っていて、子供はまだ1歳です。」と話したら、雇ってくれる企業は限りなくゼロに近いと思います。厳しいですが、これが現実です。

ちなみに私は前職で双極性障害のことについては話さず就職しました。子どもが小さいだけでも不利に働きますから・・・。

11.子どもの体調不良で休みをもらった後に自分の体調不良で休めない

子どもはよく熱を出します。それは幼いお子さんであればあるほど。しかし、私たち双極性障害を持っているお母さんも体調の波があるため、休むこともあります。

でもよく考えてください。

子どもの体調不良で休みをもらった後の自分の体調不良で休みをもらう時の気まずさ。言い出せない人なんていっぱいいると思います。

12.休みたい時に休めず疲労が蓄積する

休みたい時に休めないと、疲労が蓄積します。疲労が蓄積するとどうなるか。再発・気分の波が酷くなることが想定されます。これは私たち双極性障害を持っているお母さんにはとても深刻な悩みです。

13.就労どころか生きることが大変

そもそも論ですが、双極性障害を持っている方はとても生きることが大変だと私は思います。それは働くこと1つ取っても、こんなに困難が待ち受けているからです。

その困難を乗り越えて、やっと人と同じような生活ができる。

そう考えただけで大変ですよね。でも生きることに絶望しないでください。治療を続けていればきっと平穏な日常が訪れます。

 

今回は双極性障害を患っていて子育て中の人の就労が困難な理由について考えていきました。私自身、この困難な理由を理解せぬまま働きに出て、入院するまで悪化してしまいました。現在はこの理由を解消できる働き方を模索中です。まだまだ「これ!」という答えにはたどり着きませんが、少しずつ発信していけたらいいです。